奈良教組はチームワークでそんな『あなた』の活動をサポートします。

 

新年度、新しい学校で、教室で、子どもたちとの「出会い」はどうだったでしょうか？目の前の子どもたち一人ひとりには違った表情があり、それぞれ違った生活環境の中で生きています。「きびしい生活環境にある子ども」「社会的に被差別の立場にある子ども」「最も愛されるべき親に対し心を開くことのできない子ども」一見何事もなく学校生活を送っているかに見えても「心身のストレスや将来への不安を抱えている子ども」など。さまざまな現実の中で子どもたちは人生を刻んでいます。

子どもたちとの関わりは、教職員自身がそのような子どもたちの存在に気づき、子どもたちが生きている現実をしっかり見つめ、ひとりの人間として胸を痛めることからはじまります。その中で、おどろきや痛み、葛藤が生まれることもありますが、子どもたちのありのままを受けとめる私たち教職員の感性と想像力を高めていかなければなりません。

　子どもたちが日々織りなすドラマは、時には思い描いたようにはならないかもしれません。でも、ひとりで抱え込んだり悩んだりしないでください。教室の中だけに閉じこもっていてもいけません。

あなたの周りには支えあえる「なかま」がいます。あなたより経験を重ねた先輩たちや、学校をこえて出会える「なかま」がいます。奈良教組運動は、子どもたちを原点とした『絆』の結び合い、支え合いです。

　また、子どもたちの『元気』の源になる私たち教職員の『健康』を確保するため、奈良教組の運動や交渉は、賃金・勤務条件のみならず、教職員の定数を左右するなど重要な役割を担っています。組合運動を通して、あなたの子どもに対する熱い想いが県教育委員会や文部科学省、国を動かす力になります。

あなたが組合に加入することは、社会人として多くの職場で働く「なかま」を守る『絆』の結び合い、支え合いにつながるのです。

私たち奈良教組は、奈良高教組、奈良大附属教組とともに教育連合奈良県協議会として活動する中で、奈良県の教育に大きな責任を持つ教職員組合としてさらに前進します。

さあ！私たち奈良教組の「なかま」たちと『いっしょに一歩』のあゆみをはじめましょう。